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『L.A. FORUM 1975 4TH NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』 - atsu-y

2024/11/02 (Sat) 22:46:56

『L.A. FORUM 1975 4TH NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』 no label (3CD)
aud.recordings@The Forum, Inglewood, CA. Jul.12, 1975

●Disc 1
1. Fanfare For The Common Man Intro / 2. Honky Tonk Women / 3. All Down The Line / 4. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 5. Star Star / 6. Gimme Shelter / 7. Ain't Too Proud To Beg / 8. You Gotta Move / 9. You Can't Always Get What You Want / 10. Happy

●Disc 2
1. Tumbling Dice / 2. It's Only Rock'n Roll / 3. Band Introductions / 4. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker) / 5. Fingerprint File / 6. Angie / 7. Wild Horses / 8. That's Life / 9. Outa Space

●Disc 3
1. Brown Sugar / 2. Midnight Rambler / 3. Rip This Joint / 4. Street Fighting Man / 5. Jumping Jack Flash / 6. Sympathy For The Devil


Mike Millardによる超絶LA75録音の第4夜が遂に登場。
こちらのマスターはネットにJEMSが公開してくれたもの。
公開時には当初は7/11を間違って7/12として公開したりと少し混乱がありましたが、あらためて7/12が登場しました。

この7/12公演の演奏はミラード音源ではずっと7/11とされていた公演で、そのため流出したプロショット映像とそこからのモノラル音声も7/11としてブート化されていました。
ところが2014年にFrom The Vaultからオフィシャルで映像もリリースされた際には、そのブートでお馴染みの7/11と信じられていた公演が7/12とクレジットされていたのです。
そんなわけでこれが7/11なのか7/12なのか、いったいどっちなのだ状態であったところ、2021年にEd F氏による別音源が発掘され、実はミラード音源で7/11とされていたのは間違いで、実際にはその音源は7/12であったことが確認されたのでした。

そんなわけで、この公演はビデオ落としの音源も多く輩出されましたが、隠密のミラード音源では2000年にEVが 『WHORES, COCAINE AND A BOTTLE OF JACK』(EVSD 43-50)で8枚組、2003年にはVGPが『THE LOST MILLARD MASTERS』(VGP-340)なる6CDを当時は7/11としてリリースしていたのが懐かしい。

そんな7/12ですが、ついにミラード・マスターからの音源がJEMSから公開されたのです。
この日のマイク・ミラードはなんと最前列、撮影カメラのすぐ横に陣取り、オフィシャル映像で彼の姿を確認することはできませんが、素晴らしい音で録音してくれていました。
しかーし、周りもうるさかったことから途中で録音をやめてしまった前日とはまた違う問題がこの日は勃発していたという。

この日は彼の愛機ナカミチ550の背面にあるドルビーNRのレベル調整用の400Hz0dBのテストトーン・ボタンがカバンの中で間違って押されてしまったことで、"Honky Tonk Women"の後半から"All Down The Line"の前半にかけてピーというテストトーンが混入してしまう羽目に。
そんなわけで今作もその部分やカセットのフリップ部分などは別音源やSB音源が補填されていますが、メインのミラード音源の音質は既発を吹き飛ばす別次元の鮮度。
既発ではジェネレーションも高くてモノラルにデグレードされていましたが、今作ではマイク・ミラードの素晴らしいステレオ隠密の全貌がついに!
さすがはマイク・ザ・マイク、これほどの録音を残していてくれたのだと。

もちろんこの日は前述したとおり、さらに次に紹介する作品の元でもあるオフィシャル映像があるのでそちらが最強ではありますが、このマイク・ミラードの隠密録音の素晴らしさが味わえるというのが素晴らしい。
すみません、これはもう手放しで最高の"EX"であります。

なお、その丁寧な補填及び補正箇所はインフォから抜粋すると以下のとおり。

Disc 1
2. Honky Tonk Women ★2:44 - 2:49 / 2:54 - 3:03 / 3:31 - 最後まで AUD補填
3. All Down The Line ★0:00 - 0:53 / 1:05 - 1:12 AUD補填 ★ 1:27 - 1:39 SBD補填 (既発では存在しない歌が被さっているので仕方なくSBDで補填)
9. You Can't Always Get What You Want ★14:21 - 14:42 SBD補填

Disc 2
2. It's Only Rock'n Roll★0:30 - 0:31 AUD補填
5. Fingerprint File ★6:59 - 7:30 AUD補填
9. Outa Space ★4:45 - 5:05 SBD補填

Disc 3
2. Midnight Rambler ★10:41から数秒の左チャンネル大きなハイ落ちを軽減

ということで、JEMSのおかげで文句なしの素晴らしいマイク・ミラード音源を遂に最大限のフルスペック、堂々の3枚組で体感できるという、素晴らしい作品でありました。

『L.A. FORUM 1975 4TH NIGHT: SOUNDBOARD』 - atsu-y

2024/11/02 (Sat) 22:54:12

『L.A. FORUM 1975 4TH NIGHT: SOUNDBOARD』 no label (2CD)
SB.recordings@The Forum, Inglewood, CA. Jul.12, 1975

●Disc 1
1. Fanfare For The Common Man / 2. Honky Tonk Women / 3. All Down The Line / 4. If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud / 5. Star Star / 6. Gimme Shelter / 7. Ain't Too Proud To Beg / 8. You Gotta Move / 9. You Can't Always Get What You Want / 10. Happy / 11. Tumbling Dice / 12. It's Only Rock'n Roll / 13. Band Introductions / 14. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)

●Disc 2
1. Fingerprint File / 2. Angie / 3. Wild Horses / 4. That's Life / 5. Outa Space / 6. Brown Sugar / 7. Midnight Rambler / 8. Rip This Joint / 9. Street Fighting Man / 10. Jumpin' Jack Flash / 11. Sympathy For The Devil


2022年2月にリリースされたタイトルの再発。

LA75は、2012年にStones Archiveにて『L.A. FRIDAY』として7/13のオーディオ、そして2014年にはStones Archiveから『L.A. Forum (Live in 1975)』として7/12の映像とボーナスとして7/13のオーディオが付属する形態もリリースされました。
ただし、通販限定スペシャルボックスにはさらに7/12の映像からのサントラCDも付属していたのでした。
なお、このオフィシャルの登場によって、過去の映像落としのSBブートでは"Midnight Rambler"の中盤ブレイク後、7:20~9:15付近がざっくり欠落していたことがわかったのでした。

そんな7/12ですが、その映像のオフィシャル・リリースにあたっては、そのオーディオに何らかの問題があったようで、"Rip This Joint"の冒頭50秒ほどは7/10に、"JJF"では3:40~5:22ほどが7/11に差し替えられていましたが、後者ではそこが左右逆になってしまってました。
また、サントラCDではラストの"Sympathy For The Devil"の演奏終了後、ドラムロールが終わり切らないうちにフェードアウトが始まるという点も指摘されたりしてました。

ということでその"JJF"の差し替え箇所では左右を入れ替え、"Sympathy For The Devil"の演奏終了後は映像からのオーディオに入れ替えて補填するという2点が修正されたサントラCDが今作、これまたもちろん最高"EX"であります。

2022年に紹介した時にも書きましたが、これ紹介していいいんだろうかということで、以上!

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