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Netflix、6月にストーンズのドキュメンタリーを公開
- atsu-y
2025/03/30 (Sun) 19:49:32
Netflix is set to release a comprehensive documentary titled “An Open Letter: Time Has Come” in June 2025, offering an in-depth exploration of The Rolling Stones and their iconic frontman, Mick Jagger. This film aims to delve into the band’s storied career, their cultural impact, and the personal journeys of its members.
https://www.arsenalmyhome.com/netflix-set-release-comprehensive-documentary-rolling-stones-june_-offering-depth-exploration-rolling-stones/
↑いろいろ説明が。
いろんなアーティストを取り上げるシリーズのようですが、面白そうです!
ただ、日本で字幕付きで見られるのかは知らないんですがぁ~。
マリアンヌ
- atsu-y
2025/03/29 (Sat) 22:37:46
先月のニュースですが、見落としていました。
ミック役はジョジョ・マッカリと。
●マリアンヌ・フェイスフル(Marianne Faithfull)の伝記映画『Marianne』の監督、マリアンヌ役、ミック・ジャガー役が決定。
監督は、『ムーミン』の原作者として知られるフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生をつづった映画『TOVE/トーベ』を手がけたフィンランド人監督のザイダ・バリルート。
マリアンヌ役は、『猿の惑星/キングダム』や『ウィッチャー』で知られるフレイヤ・アーラン。
ミック役は、『セックス・エデュケーション』『Those About to Die』などの英国人俳優ジョジョ・マッカリ。
この作品は現在プリプロダクション中。映画の概要にはこう書かれています。
「天使のように無邪気なポップアイコン、舞台とスクリーンで活躍する女優、そしてミック・ジャガーの長年のミューズでありガールフレンドから、ホームレス、依存症、不名誉まで。『Marianne』は、若き日の1960年代のワイルドな時代に最も脚光を浴びたマリアンヌ・フェイスフルが、堕ちたゴールデンガールとなり、その後驚くべき不死鳥のような復活を遂げるまでを描き、彼女を現代の偉大なアイコンであり真のアーティストの一人として確立します」
『Marianne』は、Artemis Filmsのジュリア・テイラー=スタンリーとフィンランドのプロデューサーRoosa Toivonenが製作を担当します。テイラー=スタンリーは、以前にもマリアンヌ・フェイスフルの伝記映画の製作を手がけたことがありましたが、この映画は最終的に頓挫しました。
『Marianne』の脚本はテイラー=スタンリーとバリルートが共同執筆しています。
https://amass.jp/180937/
Re: マリアンヌ
- atsu-y
2025/03/29 (Sat) 22:38:33
●マリアンヌ・フェイスフル 新曲4曲収録 遺作EP『Burning Moonlight』発売決定 1曲試聴可
マリアンヌ・フェイスフル(Marianne Faithfull)が亡くなる前年に録音した4曲の新曲がリリース決定。遺作EP『Burning Moonlight』は4月12日のレコードストアデイに限定アナログレコードが発売され、6月6日にはデジタル版もリリースされる予定です。リリース元はデッカ・レコード。
英ガーディアン紙によると、『Burning Moonlight』は当初2月にリリースされる予定だったそうですが、フェイスフルが1月30日に死去したため延期されていました。彼女の家族が楽曲のリリースを希望したため、今回のリリースが決定しています。
英ガーディアン紙によると、完成後、フェイスフルは次のように述べたという。
「振り返ってみるには良い時期です。自分がやってきたことをすべて思い出すのに役立ちます。私は特にノスタルジックな人間だとは言えませんが、この回想の期間を楽しんでいます」
フェイスフルの息子であるニコラス・ダンバーは、新たな声明の中で次のように述べています。
「マリアンヌを失った悲しみに暮れる中、彼女が亡くなる前年に取り組んでいたこれらの楽曲をリリースできることを嬉しく思います。マリアンヌは音楽を創造し演奏するために生きてきました。それが彼女の原動力であり、彼女は決して止まることはありませんでした。最後まで、彼女は今回のリリースを心待ちにしていました。今回のリリースは、彼女の素晴らしい芸術的キャリアを完結させ、祝うものです」
今回のEPは、1965年4月15日に同日発売されたフェイスフルの最初の2枚のソロアルバムからインスピレーションを受けています。1st『Marianne Faithfull』はポップアルバムで、2nd『Come My Way』はよりフォーク色の強い作品でした。新しいEPの各面は、それぞれのアルバムからインスピレーションを受けています。
「このような形でキャリアをスタートさせるのはとても珍しいことだったので、音楽を完全に一周させることにしました」と、ヘッド、ロブ・エリス、フェイスフルの孫オスカー・ダンバーとともに制作に携わったエグゼクティブ・プロデューサーのアンドリュー・バットは述べています。
最初の面は、フェイスフルのポップの歴史からヒントを得ています。先行公開されたたタイトル・トラック「Burning Moonlight」は、彼女のデビューシングル「As Tears Go By」の冒頭の歌詞「It is the evening of the day.」からインスピレーションを得ています。2曲目の「Love Is」はオスカー・ダンバーとの共作です。
別の面はフォーク・サイドで、フェイスフルが父親のグリンから学んだ伝統曲「Three Kinsmen Bold」と、フェイスフルの代表曲「She Moved Thru’ the Fair」の新たな解釈が収録されています。
フェイスフルは2020年に新型コロナウイルスで重病となり、一命を取り留めましたが、彼女の肺は二度と歌えないかもしれないところまで悪化、その影響に長年苦しんでいました。
今作のプロデューサーであるヘッドは、2004年のアルバム『Before the Poison』で初めてフェイスフルと一緒に仕事をしました。今回の作品についてこう話しています。
「マリアンヌが再び曲を書いて歌えるようになったことをとても嬉しく思いました。彼女が私にこれらの曲のプロデュースを依頼したとき、私たちは皆、彼女の健康状態が困難な状況にあることを認識していました。しかし、真のマリアンヌらしく、彼女は粘り強く取り組み、また新たな方向性を見出すことができたと思います。それは、彼女が長いキャリアを通じて常に自らに課そうとしてきたことでもあります」
フェイスフルの新作は、2021年にリリースされたウォーレン・エリスとのアルバム『She Walks in Beauty』以来のリリースです。
https://amass.jp/181416/
『THE VAULTS I: RARE AND UNRELEASED TRACKS』 - atsu-y
2025/03/29 (Sat) 16:32:16
『THE VAULTS I: RARE AND UNRELEASED TRACKS』 GOLDPLATE GP2402CD1/2 (2CD)
Stereo Demix & Remaster versions
●CD1
1. Not Fade Away (Alternate Version) / 2. Andrew's Blues / 3. Try A Little Harder / 4. Some Things Just Stick In Your Mind / 5. Tell Me (You're Coming Back) (Alternate Version) / 6. As Time Goes By (As Tears Go By Early Version) / 7. Goodbye Girl / 8. Hi-Heel Sneakers / 9. Down In The Bottom / 10. Stewed And Keefed / 11. Tell Me Baby (How Many Times) / 12. Don't You Lie To Me / 13. Key To The Highway / 14. (I Can't Get No) Satisfaction (Alternate Stereo Mix) / 15. Looking Tired / 16. 19th Nervous Breakdown (Alternate Version) / 17. Get Yourself Together / 18. Sometimes Happy, Sometimes Blue (Dandelion Early Version) / 19. Jumpin' Jack Flash (Alternate Promo Version) / 20. Pay Your Dues (Street Fighting Man Early Version) / 21. Ruby Tuesday (Rock And Roll Circus Rehearsals) / 22. Sympathy For The Devil (Rock And Roll Circus Rehearsals) / 23. Dear Doctor (Take 1) / 24. Factory Girl (Alternate Version) / 25. Parachute Woman (Alternate Version) / 26. Prodigal Son (Alternate Version) / 27. No Expectations (Alternate Version)
●CD2
1. Gimme Shelter (Alternate Version) / 2. You Got The Silver (Alternate Version) / 3. You Can't Always Get What You Want (Alternate Version) / 4. Honky Tonk Women (Alternate Version) / 5. Sister Morphine (Alternate Extended Version) / 6. Brown Sugar (Alternate Version) / 7. Wild Horses (Alternate Version) / 8. Bitch (Alternate Version) / 9. Dead Flowers (Alternate Version) / 10. Get A Line On You (Shine A Light Early Version) / 11. All Down The Line (Acoustic Version) / 12. Shake Your Hips (Alternate Version) / 13. Stop Breaking Down (Alternate Version) / 14. Sweet Virginia (Alternate Version) / 15. Loving Cup (Alternate Version) / 16. Cocksucker Blues / 17. Exile On Main St. Blues
2作目が年末にリリースされていたことに気づいて調べてみると、去年の10月頃にリリースされていたGOLDPLATEによるTHE VAULTS第1作。
1964年から1972年にかけてのオルタネイト・バージョンや未発表曲、アーリー・ミックス、デモ音源をほぼ時系列にセレクトされた全44曲を収録、とのことですが、初登場というかお手製のモノラルからのステレオ・デミックス音源が多く含まれています。
オープニングの"Not Fade Away"からステレオでこれがステレオ・デミックスかと思いますが、やはりリアルステレオとは違うなと思いつつ、YouTubeに転がっているものとも違うようです。
以降もクレジットにはそうした表記がないのでわかりにくいですが、ステレオ・デミックスが続きます。
こうした作品には各曲にどう作られたものをしっかり記載していないと将来誤解を生みかねないとは思いますが、クレジットにはその記載がないのがわかりにくいですね。
まぁ正規に作られたリアル・ステレオではなく作られたものが多いので、そうわかって聴くと楽しめます。
とはいえあくまでも作られたステレオ・デミックスなので、そこをわかって聴かないとという感じ。
そしてオルタネイト・バージョンや未発表曲、アーリー・ミックス、デモ音源も比較的音質の良いものがどどっと収録されています。
"Brown Sugar"と"Wild Horses"のalternate versionは69RSTRAXからかなと思ってたら違って、どえらいクリアな音。
なんだこれ?と思いましたが、"Brown Sugar"は『BLACK BOX』CD3のtrk13から冒頭2回のプレイバック部分をカットしたものをイコライジングしたものかと。
ギターがきつめでクリアなので感触はかなり異なって聴こえますが、オフィシャルとの違いはミックのヴォーカルと被るサックスが少し抑えられてるなどの小さな違いかなと。
"Wild Horses"も昔からお馴染みの『TIME TRIP』のものをイコライジングでクリアにしたものかと。
まぁ質感がまったく違うので、これはこれで面白いです。
ただ、インフォからは何ものなのかわからないこうしたものが寄せ集められているので、困りもの。
また、"All Down The Line" (Acoustic Version)は音はくっきりしていますが、元のステレオとはまた違った定位になっているのがなぜにという疑問も。
そんな風に初物なのかと気にして聴くと全く進まないので困りものでしたが、音質は曲によってちょいと差があって、作られたステレオデミックスは別として、厳密なアウトテイクに初物はなくとも、特にギターが強めでクリアな音が好きな方には楽しめる作品。
そして安いのがいい。チャーリーのクレジットのタイポは寂しいですが。
こちら、new arrivalsには昨年10月に格納しておきます。
Re: 『THE VAULTS I: RARE AND UNRELEASED TRACKS』 - atsu-y
2025/03/29 (Sat) 16:32:58
『THE VAULTS II: RARE AND UNRELEASED TRACKS』 GOLDPLATE GP2403CD1/2 (2CD)
Stereo Demix & Remaster versions
●CD1
1. Come On / 2. Go Home Girl / 3. It Should Be You / 4. Leave Me Alone / 5. That Girl Belongs To Yesterday / 6. Route 66 / 7. Everybody Needs Somebody To Love / 8. Reelin' And Rockin' / 9. It's All Over Now / 10. The Last Time / 11. Mercy, Mercy / 12. (I Can't Get No) Satisfaction / 13. Try Me / 14. Paint It Black / 15. Lady Jane / 16. Mother's Little Helper / 17. Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow? / 18. Yesterday's Paper / 19. She's A Rainbow / 20. Jumping Jack Flash / 21 . Sympathy For The Devil / 22. Gimme Shelter / 23. You Can't Always Get What You Want / 24. Honky Tonk Women
●CD2
1. Brown Sugar / 2. Wild Horses / 3. Sway / 4. Tumbling Dice / 5. Angie / 6. Silver Train / 7. Dancing With Mr.D / 8. You Should Have Seen Her Ass / 9. Drift Away / 10. Criss Cross / 11. Living In The Heart Of Love / 12. It's Only Rock'n Roll / 13. If You Can't Rock Me / 14. Ain't Too Proud To Beg / 15. Till The Next Goodbye / 16. Dance Little Sister / 17. Time Waits For No One
こちら続編。すいぶんマイナーな曲のステレオデミックスも。
とはいえ基本ドラムが左にギターが右にといったステレオはあまり面白みはありませんが、まぁそうとわかって気軽に聴くにはいいかも。
また、キース版の"Gimme Shelter"は埋もれていたキースのヴォーカルをステレオデミックスにより浮かび上がらせたとのことで、たしかにキースは前面に出てきています。
他にTV出演やPVのステレオデミックスも。とはいえキースとテイラーが左右に綺麗に分離というわけでもありません。
ただし、当時のいかにもTVというモノラルだった音が中高域を上げた音になっていて、これはこれで楽しめます。
そしてこちらもチャーリーのタイポが寂しく、"Route 66"にもタイポが。
そんなわけでアウトテイクものに初物はないようですが、Iに続いて手軽にあれこれ聴ける作品。
new arrivalsには昨年12月に格納しておきます。
『TODAYS POP SYMPHONY』Stereo&Mono CDで登場! - atsu-y
2025/03/27 (Thu) 03:42:59
犬伏さん情報より。
3/19リリース。全くノーマークでした。
ステレオ/モノの2イン1リリースも初で、モノはそもそも再発自体が世界初、ですね。
●トゥデイズ・ポップ・シンフォニー+11(STEREO&MONO最新マスタリング)
https://amzn.to/41YSR8c
仕様:ジュエルケース
仕様2:オリジナルレコーディングのリマスター
IMMEDIATE設立60周年アニバーサリー・リリース!13年ぶりの新装国内盤発売!IMMEDIATEの傑作6作品が国内盤CD復刻!
イミディエイトの記念すべき自社制作音源第1号作品。
キース・リチャーズが音楽監督を務め、1966年当時のビートルズ、ローリング・ストーンズ等のヒット曲をオーケストラ・アレンジで披露した異色で壮大な実験作。
1 ゼアズ・ア・プレイス
2 悲しきラグ・ドール
3 アイ・ガット・ユー・ベイブ
4 恋を抱きしめよう
5 プレイ・ウィズ・ファイアー
6 マザーズ・リトル・ヘルパー
7 イン・ザ・ミッドナイト・アワー
8 テイク・イット・オア・リーヴ・イット
9 シッティン・オン・ア・フェンス
10 アイ・ドント・ウォント・トゥ・ゴー・オン・ウィズアウト・ユー
11 ゼアズ・ア・プレイス (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
12 悲しきラグ・ドール (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
13 アイ・ガット・ユー・ベイブ (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
14 恋を抱きしめよう (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
15 プレイ・ウィズ・ファイアー (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
16 マザーズ・リトル・ヘルパー (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
17 イン・ザ・ミッドナイト・アワー (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
18 テイク・イット・オア・リーヴ・イット (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
19 シッティン・オン・ア・フェンス (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
20 アイ・ドント・ウォント・トゥ・ゴー・オン・ウィズアウト・ユー (オリジナルMONO) (ボーナス・トラック)
21 アイヴ・ビーン・ラヴィング・ユー・トゥー・ロング (ボーナス・トラック)
『BUENOS AIRES 1992 - Keith Richards & The X-Pensive Winos 』 - atsu-y
2025/03/23 (Sun) 17:21:18
『BUENOS AIRES 1992 - Keith Richards & The X-Pensive Winos』 no label (2CD)
SB recordings@Estadio Velez Sarsfield, Buenos Aires, Argentina. Nov.7, 1992
●Disc 1
1. Take It So Hard / 2. Eileen / 3. Runnin' Too Deep / 4. Gimme Shelter / 5. Yap Yap / 6. How I Wish / 7. 999 / 8. Bodytalks / 9. Demon / 10. Time Is On My Side / 11. Before They Make Me Run / 12. Hate It When You Leave / 13. Too Rude Incl. Band Introductions
●Disc 2
1. Wicked As It Seems / 2. Will But You Won't / 3. Happy / 4. Whip It Up / 5. Connection
先週のケルンに続いて1992年のキースのソロツアーからブエノス・アイレスが登場。
ケルン公演は11/29でしたが、このブエノス・アイレスはそれより早い11/7に開催されました。
キースとワイノーズ一行は10/20に『MAIN OFFENDER』をリリースした直後、まずはこのアルゼンチン公演を行い、さらにNYでリハを重ねて欧州ツアーへ突入したのでした。
ストーンズやキース人気が高いアルゼンチンでまずは一発、しかもスタジアムの大歓声に迎えられて和やかにスタートしたというのは、いい起爆剤となったことでしょう。
なお、2010年に公開された"Eileen"のPVは、この会場でのリハやライヴ本番も使って構成されています。
https://www.youtube.com/watch?v=xXmWEYzSDug
さてこの公演、アルゼンチンでTV放送されましたが、音は残念ながらモノラル。さらに臨場感に乏しいモノラルではあります。
とはいえ曲間に湧き上がるアルゼンチーナの合唱は遠いながらもうかがうことができます。
そんなわけでビデオでおなじみの公演ではありますが、CDでは『STONED STONE』(VOODOO 003-004)がベストな良好音質として知られていました。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1992keith/stonedstone.jpg
そして今作。
これまたケルンと同じく既発と大きな違いは感じず、少し痩せたようにも聞こえます。
痩せたようにというのは入力レベルが低いこともあって余計そう感じてしまいますが、演奏の音自体はよく聴くとわずかにクリアになったかと。
一聴しただけでは既発の方がクリアに感じるんですが、よく聴き比べるとそうではないなとわかります。
ふむ。というか『STONED STONE』はこの元音源を少しイコライジングした感じだなと考えるとわかりやすい。
総合的にはともに"EX--"。
ちなみに頭切れは変わらずですが、今作の方が『STONED STONE』よりも冒頭は2秒ほど長く収録されています。
この既発より痩せたようにという感じはケルンでも同じように言えますので、ケルンも既発は世代の進んだコピーをイコライジングしたもので、LHがリリースしたのはマスターからのコピーでイコライジングは控えめということかもです。
まぁ適度なイコライジングは悪いものでもないので、既発も良しということでしたが、このブエノス・アイレスでも同様。
なお、この公演のTV放送を収めたDVD-Rもギフトでもらえますので、『MAIN OFFENDER』リリース当時のキースを振り返るにはいい機会。
ということで既発の『STONED STONE』をお持ちの方には大きなアドバンテージはありませんが、『STONED STONE』ってそんなに出回ってなかったかもですね。
『EUROPEAN TOUR LIVE 1970』 - atsu-y
2025/03/23 (Sun) 11:09:19
『EUROPEAN TOUR LIVE 1970』 no label (1CD)
aud.recordings@Grugahalle, Essen, West Germany. Oct.7, 1970
1. Introduction / 2. Jumping Jack Flash / 3. Roll Over Beethoven / 4. Sympathy For The Devil / 5. Stray Cat Blues / 6. Love In Vain / 7. Dead Flowers / 8. Midnight Rambler / 9. Live With Me / 10. Let It Rock / 11. Little Queenie / 12. Brown Sugar
2023年3月に「これはいいものだ!!」と紹介した、LHによるRubber Dubberの名盤『EUROPEAN TOUR LIVE 1970』の復刻版CDが再び。
再びといっても単なる再発ではなく、インフォによると前回CD化の際に原盤LPからトランスファーしたデジタルマスターを、今回新たにマスタリングしたと。
ここで簡単におさらい。
こちらは70年の西ドイツはエッセン、グルガホールでの隠密録音。
8/30のスウェーデンはマルメから始まり、10/9のオランダはアムステルダムまで、時に1日2回のステージを含めて25回開催された1970欧州ツアーの24番目、ラス前がこのエッセン公演。
そのエッセン公演を収録したRubber Dubber盤はラスト2曲の"Honky Tonk Women"と"Street Fighting Man"は欠落しており、その前の"Brown Sugar"も途中までという不完全盤でありながらも、当時にしては素晴らしい録音で、TMOQがコピーするほど。
TMOQはその2枚組のRubber Dubber盤をつまんで1枚に仕立てた『EUROPEAN TOUR 1970 (Complete On One Disc)』、さらには72ハリウッドパラディアムと抱き合わせた『TWO GREAT ALBUMS CHEAP』までリリースするほど、Rubber Dubber盤は素晴らしい隠密録音だったわけです。
そして世に出回っているエッセン70の音源はすべてこのRubber Dubber盤を起源にするわけですが、摘発を逃れるためにそのマスターは処分されてしまったとのこと。
ということでいまもこのRubber Dubber盤こそが唯一無比にして素晴らしい音源なわけですが、CD時代に入ってからはRubber DubberもしくはTMOQのアナログ落とし盤がリリースされました。
有名どころを挙げると、1990年にはノイズリダクションをかけすぎた『MIDNIGHT RAMBLERS』(WPOCM 1090 D 057-2)が登場し、その後2000年になってVGPがラスト2曲を前日のフランクフルトから補填した『SLOWLY ROCKIN' ON』(VGP-249)、さらにnew arrivalsの2003年に紹介している2003年にVGPがエッセンのみのリトライと72ハリウッドパラディアムとの抱き合わせでTMOQ盤を復刻させた『TWO GREAT ALBUMS CHEAP』(VGP-348)など。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1970euro/midnightramblers.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1970euro/slowlyrockinon.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1970euro/twogreatalbumscheap.jpg
そこに真打ちとしてLHから2023年にリリースされたのが、オリジナル盤からトレースして「ひたすら丁寧にノイズを取り除くという細やかな作業」によって仕立て上げられた『EUROPEAN TOUR LIVE 1970』でした。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1970euro/europeantourlive1970.jpg
こうしてWPOCM盤は"good++"、VGP盤では順に"very good-"に"very good"と向上してきた音が、LHの前回2023で"EX-"まで昇華したのでした。
それが今回再び2025年バージョンとして登場。
前回も素晴らしいマスタリングでしたので、そこからの大幅な向上などありませんが、せっかく再発するならと新たにマスタリングするとはさすが。
違いはあまり感じませんが、僅かに低音の響きが抑えられ、高音の刺激成分が緩和されつつ見晴らしはすっきりになっています。
"Dead Flowers"でブンブンというかモコモコ響いていたベースが今回はいい塩梅になっているなと。
総合的に"EX-"というのは変わらず、高いレベルにあるので大きな差は感じませんが、よりバランスがよくなったのを実感できます。
そして前回のジャケは、最初期ロットの可能性が高いセパレート・ジャケ・バージョンで、布張りのテープでくっつけた急造フォールドアウト仕様の復刻でしたが、今回は通常の見開きバージョンのジャケを再現ということで、布張り部分のない真っ白なジャケ。
まぁ前回のジャケをデジタル加工しただけのようですが、真っ白に仕上がってます。
真っ白なのでビンテージ感は失われましたが、綺麗すっきり。
そんなわけですが、そのジャケを眺めながら開いて飛び出す今回の盤面がいいのですよ。
ミックの顔面アップとシルバーレターがかっこいい。
ということで、単なる再発ではなく、極上作品にもさらに磨けをかけるという「GRAF ZEPPELIN」監修作品。
再発だしなと思っていたら、その期待を上回る、さすがとうなる再発でありました。
LIVE AID 1985 - じゃがりこ
2025/03/22 (Sat) 20:59:44
ひっそりとLIVE AID 1985が配信されてますね!
Apple musicはロスレス、qobuzではハイレゾ販売になっていて、曲単位購入できますね。
メディア販売は無いみたいだし、完全版では無い。
さっと見ただけで、ツェッペリンとパワーステーションがありません。
多分権利の問題かなとは思いますが、LIVEAIDの権利に関してはLIVEAID側にあったような。
でも全部で109曲9時間ありますから。
ちなみにミックは3曲しっかり入ってます。
Re: LIVE AID 1985 - atsu-y
2025/03/22 (Sat) 22:09:26
LIVE AID 1985の配信?
知らなかったです。
moraで探しても見当たらずー!
ミックだけでなくボブとキース&ロニーも配信されてるんですか?
でもPower Stationがないのは残念~。(ツェッペリンは別に・笑)
Re: LIVE AID 1985 - Yutaka
2025/03/22 (Sat) 23:32:58
qobuzのサイトにありましたね。
ボブはBlowing in the windがありました。
Re: LIVE AID 1985 - atsu-y
2025/03/23 (Sun) 07:08:21
ほんとだ!Qobuzに!
キースとロニーが共演したBlowin' In The Windも。
そして価格はLive Aid全部ハイレゾDL購入しても3,201円!
ということで全部購入しました(笑)
・・・あ、でもアーティスト名がところどころカタカナなのが玉に瑕。
全部書き直します(笑)
じゃがりこさん、Yutakaさん、ありがとうございます!
Re: LIVE AID 1985 - じゃがりこ
2025/03/23 (Sun) 08:06:50
最近話題の配信サイトみたいで雑誌HiViで特集組まれてますよね。
僕がハイレゾ買ってたOnkyoもそちらに吸収?みたいになりました。
Re: LIVE AID 1985 - atsu-y
2025/03/23 (Sun) 11:24:53
そうなんですよ、ONKYOもそちらに。
ただ、アーティスト名などは日本語(カタカナ)か英語かは選べるようにしてほしい~。
トップ画面!! - アヒル
2025/03/22 (Sat) 06:07:30
おお!なんとステキな!!
ひょっとして?と思って調べたらちょっと前になりますが今月だったんですね!
歴史的なギグですが月日まで意識したことなかったんでサプライズです!
我が家にモノが届いたのは7日ですが落札通知は5日に届いてました!ということで興奮しちまったんで今日も鳴らそうっと!
現在我が家リビングのセンターフィールド、TVの真横に米盤7インチの「ラン・ルドルフ・ラン」と共に鎮座、毎日ニンマリ拝んでおります(笑)
トップ画面更新、毎々アガってしまいます。
ありがとうございます!!
Re: トップ画面!! - atsu-y
2025/03/22 (Sat) 22:06:33
今回はアヒルさんスペシャルなんです!!
いやぁ~トップ画像っていつも次はどうしようと思うんですが、今回はアヒルさんが書いていただいたマラケシュキースでいこうと(笑)
ついでに"Hot Stuff, can't get enough"と、噂の『BLACK AND BLUE』DXとかけてます(笑)
>我が家にモノが届いたのは7日ですが落札通知は5日に届いてました!ということで興奮しちまったんで今日も鳴らそうっと!
ちょうど3/5!ナイスです!!
ただオフィシャルのモカンボ、あのリバーブだけは何とかならないのかと(笑)
個人的にはリバーブを低減させて作った音がお気に入りなんですが、ちゃんと聴くとなるとオフィシャルになるのでなんとかならなんのかと・・・
そんなもの作っちゃダメなんでしょうけど、作ってくれないかなと思ってしまいます(笑)
Re: トップ画面!! - アヒル
2025/03/22 (Sat) 23:58:10
スペシャルだなんて恐れ多い。
でもありがたや。ありがたや!!
いやでもほんと「LOVE YOU LIVE」3面の音で
全曲聴きたいもんですねえ。
Re: トップ画面!! - アヒル
2025/03/23 (Sun) 08:12:38
連続投稿すみません
でもスペシャルなんで書かせてください。
このジャケ、台紙に角度をつけてちょっと斜めにしてますよね。マラケシュキースのお顔は水平レベルですが台紙は左上がり。そのセンスが好き!
黒ジャケと台紙の色味も好みでツボりましたね。
台紙とジャケの接点は右上のちっちゃなステッカーのみ。レコ袋から取り出す時ステッカーが破れかけたので慌てて補修。台紙とジャケは軽く糊付けしました(笑)
Re: トップ画面!! - atsu-y
2025/03/23 (Sun) 11:36:30
この元写真を使った『HIGH AND LONESOME』なるアナログブートもありますが、モカンボの仕上げの方がかっこいいですね!
そしてはい、モカンボのジャケのハンドリングには要注意であります!
今後もお気をつけて~!
今週の新作2 - atsu-y
2025/03/18 (Tue) 19:32:06
先行リリース情報より!
この2つで終わりなのかはわかりませんがぁ~。
EUROPEAN TOUR LIVE 1970(CD)
さらなるリマスター盤のようですね。
今週の新作1 - atsu-y
2025/03/18 (Tue) 19:30:48
先行リリース情報より!
KEITH RICHARDS AND THE X‐PENSIVE WINOS - BUENOS AIRES 1992 SOUNDBOARD MASTER(2CD)
RSD - OUT OF OUR HEADS - atsu-y
2025/03/17 (Mon) 21:10:53
2月には公表されていたようですが、いま知りました。
今年のRecord Store Dayにリストアップされてる『OUT OF OUR HEADS』ですが、よくあるデジタルマスターからではなく、オリジナルのモノマスターからのアナログ化だそうです。
これはちょっと楽しみ。
Released for Record Store Day 2025 on 180g clear vinyl with a lithograph print.
This reissue has been mastered directly from the original first-generation analog mono album master tape by Carl Rowatti at Trutone Mastering using an all-analog chain from a Studer A80 tape machine to a Neumann SP-77 soundboard to a Neumann VMS-70 cutting lathe.
https://recordstoreday.com/SpecialRelease/18887
『LET IT BLEED』Atmos - atsu-y
2025/03/16 (Sun) 10:14:55
Apple MusicでAtmos配信が始まったということで、『LET IT BLEED』を10スピーカーのAtmosで聴いてみました。
1曲目の"Gimme Shelter"ではさほど空間を感じないかなと思いきや、"Love In Vain"では左のアコギが左から左上方空間に広がりを。
以降もいい感じに広がってあからさまな変な定位に飛ぶこともなく、嫌みのない広がりでいい感じ。
"Midnight Rambler"では右chのキースが右上方にも広がるのはなかなか素晴らしい。
"You Can't Always-"も広がり具合が素晴らしい。
モノラルの迫力もいいけどこれはこれでナイス!!
ただ、個人的にはApple MusicはWiFi経由だしどうも物足りなさを感じるので、Blu-ray Audioでのフィジカルでもリリースしてほしい。
でもハイレゾ作品のBlu-ray Audioも増えなかったことを考えると、そうしても売れはしないんでしょうね~。
やはり時代には逆らえないのか。
とはいえ全作品Atmosで出揃った暁には、限定ででもいいのでBlu-ray AudioのBoxセットとかリリースしてほしい。
Re: 『LET IT BLEED』Atmos - atsu-y
2025/03/16 (Sun) 14:32:18
『THE ROLLING STONES』ではほとんどAtmosを感じませんでした。
それはそれで安心しました(笑)
Re: 『LET IT BLEED』Atmos - じゃがりこ
2025/03/19 (Wed) 09:56:21
せっかくApple music入ってるのにAtmos機器環境が無いので聴けません。
残念!
Re: 『LET IT BLEED』Atmos - atsu-y
2025/03/20 (Thu) 04:52:12
Atmosはリアルスピーカーでなくとも、例えばiPhoneをAirPodsで聴くと空間を感じることができるはずですが、今AirPods Proで試してみると、上方からというのはさほど感じませんでした。。
とはいえ2ch再生よりも音の広がりは感じられますので、もしこの環境がございましたらお試しください。
※iPhoneでは設定→アプリ→ミュージックでドルビーアトモスを「自動」または「常にオン」を選ぶとAtmosで再生されます。
この設定をオフにすると2ch再生されますので、違いが分かりやすいです。
Re: Re: 『LET IT BLEED』Atmos - じゃがりこ
2025/03/21 (Fri) 22:14:17
ありがとうございます。
昔PROを使ってたのでそれでAtmosは経験済みです。
Atmosが始まってから直ぐでした。
しかし耳の病によりイヤホンはやらない方がいいと。
耳の中に入れないタイプとヘッドホンならいいと。
中に水が溜まり易いと言われまして、定期的に耳鼻科通ってます。
生活には支障なく、普通に聴こえますから。
MAXは高いし。
サウンドバーなんかも考えてます。
Re: 『LET IT BLEED』Atmos - atsu-y
2025/03/21 (Fri) 23:09:42
失礼しました、そういうご事情がおありだったんですね。
インナーイヤホンは汗で耳に負担かけますもんね。
サウンドバーでのAtmos再現度はわたしは詳しくありませんが、アトモス用のイネーブルスピーカーが内蔵されているものがよさそうですね。
ABKCO、ストーンズ作品をAtmosに - atsu-y
2025/03/15 (Sat) 23:44:14
ABKCOが6アルバムと2EPを空間オーディオのAtmosでリリースと。
フィジカルリリースではなく、Apple Music、TIDAL、Amazon Musicでの公開です。
今秋にはさらに7アルバムが追加されると。
Six full-length albums and two EPs by The Rolling Stones have been released in the Dolby Atmos® audio format for the first time ever.
These include the Rock and Roll Hall of Famers’ The Rolling Stones EP (1964), The Rolling Stones (UK) (1964), England’s Newest Hit Makers (1964), Five by Five EP (1964), 12 X 5 (1964), The Rolling Stones No. 2 (1965), The Rolling Stones, Now! (1965), and Let It Bleed (1969).
All eight titles are simultaneously available on Apple Music, TIDAL and Amazon Music.
This fall, ABKCO Music & Records will continue rolling out titles by The Rolling Stones in Dolby Atmos®.
These will include Beggars Banquet (1968), Got Live If You Want It! EP (1965), both the US and UK versions of Out of Our Heads (1965), the US and UK versions of Big Hits (High Tide and Green Grass) (1966) and December’s Children (And Everybody’s) (1965).
https://www.abkco.com/news-feed/the-rolling-stones-dolby-atmos/
『COLOGNE 1992 - KEITH RICHARDS AND THE X‐PENSIVE WINOS』 - atsu-y
2025/03/15 (Sat) 15:20:57
『COLOGNE 1992 - KEITH RICHARDS AND THE X‐PENSIVE WINOS』no label (2CD)
SB recordings@Sporthalle, Cologne, Germany. Nov.29, 1992
●Disc 1
1. Intro / 2. Take It So Hard / 3. Eileen / 4. Wicked As It Seems / 5. Gimme Shelter / 6. Too Rude / 7. Yap Yap / 8. How I Wish / 9. 999 / 10. Big Enough
●Disc 2
1. Demon / 2. Time Is On My Side / 3. Hate It When You Leave / 4. I Could Have Stood You Up / 5. Before They Make Me Run / 6. Band Introductions / 7. Bodytalks / 8. Will But You Won't / 9. Happy / 10. Whip It Up
キースとエクスペンシブ・ワイノーズが1992年に敢行したMain Offenderツアーより、TV放送されておなじみのケルン公演がLHよりリリース。
TV放送されたので映像もいろいろありますが、CDでは丸缶仕様もあった『BEAU DE COLOGNE』(BLACK VINYL 403)、そして『REAL COOL CAT』(NV-06-1/2)、『TARTAR』(OHM 13A/B)、『MAIN OFFENDER TOUR '92』(IMP-CD-006~007)などでリリースされ、いずれもTV放送が元だけに音質は"EX"ですがほとんどモノラルだったのが玉に瑕。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1992keith/beaudecologne.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1992keith/realcoolcat.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1992keith/tartar.jpg
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1992keith/cologne-IMP.jpg
そして2015年、新生IMPからリリースされたのが『HOOP ARENA ROCKS 1992』(KR921129R:2CD+1BDR)。
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/1992keith/hooparenarocks.jpg
そしてリリースされた今作、一聴して「いい音だな!」と思ったんですが、インフォを読んで振り返るとちょっと状況が変わり。。
既発盤の特徴はLHの今作のインフォによると以下のとおり。
> 元々テレビ放送用のミックスであったことから、ライブアルバムやラジオ放送と比べてミックスに一貫性がなく基本ステレオではあるものの、
> 曲によってはあまり分離しないミックスがあったのも事実。
> 逆に「Eileen」、「Too Rude」そして「I Could Have Stood You Up」などはしっかりステレオ感が伝わってくる仕上がりだったのですが、
> 改めて聞いてもなかなか不思議なミックスの状態ではありました。
> とはいえリアタイ勢のガチでモノラルに堕ちてしまった状態とオリジナルのステレオでははっきりとした違いが生まれていたのも事実。
> その後ライブから20年後の歳月を経てようやく本来のステレオで収録された『HOOP ARENA ROCKS 1992』のようなアイテムが登場しましたが、
> それですらリリースから10年もの歳月が経ってしまった。
ということで、わたしはこれまで"ほとんどモノラル"の一言ですませてましたが、そうだったんかいと改めて。
そこで、今回は全CDから"Too Rude"とあえて"How I Wish"をPCに取り込んで聴き比べてみました。
すると『TARTAR』だけは完全モノラルですが、他は微妙ながらもちゃんとステレオで、モノラルに堕ちてしまったわけではありません。
では今作は既発を上回るステレオ感なのかというと、、、それがそうでもないような。
音質はさすがというクリアでしゃっきりした"EX+"。
ほんとに薄い薄皮一枚むけた感じで、特にヴォーカルは綺麗。
ただ、少しすっきりしたサウンドで、単独で聴けば気になりませんが、既発と聴き比べると中低域の音色は少し痩せて聴こえます。
ちなみに"Too Rude"の演奏開始後30秒から40秒あたりなどで左chでパチパチ鳴ってるのはすべて変わらず。
ということでどれがいいかは好みによるかと思いますが、個人的には意外にも古いリリースの3作、特にIMPの『MAIN OFFENDER TOUR '92』なんていい音だなとあらためて。
『HOOP ARENA ROCKS 1992』が一番メリハリのある音でキースのギターがガツンとくる音ですが、ややリバーブもかけてるようで、純粋にいい音かといえば少し違うなと。
かたや今作は音はクリアですが、やはりちょいと痩せた音に聴こえます。
ステレオ感もこうして聴いてみると既発も『TARTAR』以外は同じような感じなので、薄皮一枚むけたクリアさ以外はアドバンテージは感じません。
既発もかなりクリアなので総じて大きなアドバンテージは感じませんでしたが、今作をきっかけに既発の良さも改めて認識したといういい機会になりました。
Ladies & Gentlemen The Rolling Stones - 2025 Multitrack Remaster - atsu-y
2025/03/15 (Sat) 07:09:21
レディジェンをAIを使って分離してリマスターしたというmp3がIORRに投稿されてます。
キースとテイラーのギターの分離は難しく、そこは完璧にはできなかったとのことですが、ナイストライ。
レディジェンやフィラスぺはLHの最近のREMASTER & REMIXで仕上げてほしいと願ってますが、LHからリリースされる作品を見るとやはりシングルギターでないと難しいんですかねー。
ストーンズ、LAでスタジオ入り! - atsu-y
2025/03/13 (Thu) 20:11:23
ShidoobeeのDougによると!
ストーンズ、LAでスタジオ入りしてるようです!!
Re: ストーンズ、LAでスタジオ入り! - Roger the Engineer
2025/03/14 (Fri) 11:35:16
アンドリューだったかキースだったか誰だったか忘れましたが、前作の発表時のインタビューで「アルバムが2枚作れるほど録音した」って言ってませんでしたっけ?
それともUSツアーのライブ盤かも?
ここのところ新作の発表インターバルが異常に長いので早期発表を期待してしまいます
Re: ストーンズ、LAでスタジオ入り! - atsu-y
2025/03/15 (Sat) 06:43:10
はい、ですのでニューアルバムの仕上げに入ったか?と世界中のファンが色めいてるわけです(笑)
ライヴアルバムのオーバーダブや拡大盤のボーナス曲の編集なら、そろってスタジオ入りしなくても仕上げちゃう気がしますし。
皆さんお気をつけて~! - atsu-y
2025/03/13 (Thu) 20:10:16
●「ミックジャガーがお金を増やし還元する」と言われ50歳代女性が約12万円をだまし取られる
青森県内に居住する50歳代の女性が「ザ・ローリング・ストーンズ」のミックジャガーのマネージャーを名乗るSNSアカウントから「ジャガーがお金を増やしてファンに還元する」などと言われ、12万500円をだまし取られる詐欺被害にあいました。
(略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8abec876cb96b4824b158c012f7dddeec109007
3/12 - atsu-y
2025/03/12 (Wed) 21:00:26
そしてはい、3/10は武道館から22周年でしたが、今日3/12は当時TV放送もされ、後にビデオやレーザーディスクでもリリースされ、2019年にはめでたくBlu-rayでも新装リリースされたVoodoo Lounge東京ドーム公演からキリのよい30周年であります。
そんなわけですが、映像は日曜日に観ていたので、今朝の通勤のお供はVGPの『FUCKIN' TIRED』!
オフィシャルもいいけどこのVGP盤はやっぱ音のバランスいいですねぇ~。
ということで懐かしの30年前、個人的にはほろ苦い思い出のある公演でしたが、『FUCKIN' TIRED』で堪能いたしました。
今週の新作 - atsu-y
2025/03/11 (Tue) 23:01:10
先行情報にキース。
ストーンズは無しかな?
3/10 - atsu-y
2025/03/10 (Mon) 07:09:48
毎年書いていますが、今日3/10は、わが家にとって特別な日。
2003 ストーンズ武道館
2004 プロポーズ記念日
2016 母の命日
あのストーンズ武道館公演から22年!
開演前に会場全体に漂う緊張と湧き上がる手拍子、あれほど異様な興奮はあの時しか味わったことがありません。
Re: 3/10 - 黒ビール
2025/03/11 (Tue) 10:22:51
Stones武道館!いいですよねー、出来ればオープニングはブラウンシュガーでいって欲しかったなぁ。73年の来日拒否復讐戦として。
「ローリングストーンズなんぞ来やせん!」
by 菅原文太
Re: 3/10 - atsu-y
2025/03/12 (Wed) 20:53:32
> 出来ればオープニングはブラウンシュガーでいって欲しかったなぁ。73年の来日拒否復讐戦として。
なるほど~。
そう考えたことなかったので新鮮です!
でもLicks Tourでは"Brown Sugar"がオープニングなのはスタジアム用のセットリストでしたから、武道館では"JJF"から始まるシアター用のセットリストだったというだけでわたしは大喜びでした。
そして73年のキャンセルを体験された先輩諸兄姉の皆さんには申し訳ないですが、2003年の初の武道館をあのような空気で迎えられたことに感謝でありました。